さすがにセミの声は聞かれなくなったし、蚊もそんなにいないみたい。
秋ですねぇ。我が家から山々が見える日が増えています。夏の間は
ほとんど見えなかったのですが、空気が澄んできたのでしょうか。山が
見えると幸せな気分になる私です。
さて、今日からは油彩、水彩の田浦信勝展です。初日の今日は
朝から搬入、展示作業。お昼に、ｵｰﾌﾟﾝ致しました。今回は油彩が12点
水彩が9点です。人物画はなく、静物か風景となっております。
ちょっぴり残念なことに、私の大好きなレースは今回ありません。でも、
陶器、ガラス、布など質感が見事に表現されていて、圧倒されます。
花は季節を問わず、いろいろと楽しめますよ。椿には雪さえ積もって
います。菖蒲、ききょう、ｸﾘｽﾏｽﾛｰｽﾞ、桜にも会えます。また、果物は
葡萄、ﾌﾟﾗﾑ、ﾌﾟﾙｰﾝなどが並びます。
一番大変だったのは？ の質問には即座に「高原の白樺林」と。あの
たくさんの白樺の木を描くのはそれはそれは大変だったと。半年以上
仕上がりまでかかったそうです。
静物画のバックの黒も何度も黒ではない絵の具を塗り重ねて、あの黒を
つくっていらっしゃるのだと。描いてるそばから葡萄の葉はカサカサに
なってしまうし、先生はとにかくｽｹｯﾁをなさって、写真も撮り、
ｱﾄﾘｴでは、写真を見て描いていらっしゃるそうです。
田浦信勝展は17日（水）まで開催いたしております。芸術の秋を
満喫しにいらっしゃいませんか？
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