「今まで出会い、心を動かされたもの。その生命力、内側から放たれる 光のようなものを、生活の一部に留めたいという想いで、 フレスコ画と、左官の鏝絵の混合技法で描いています。 フレスコ画も鏝絵も、本来建物の壁に施され、ポンペイの壁画のように いつまでもその鮮やかさを保つ強靭さもあれば、建物自体を壊すとなれば 無くなってしまうようなはかない面もあります。人の営みと供にある その佇まいも、私が魅かれ続ける理由だと思っています。」岡田佐知子